はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

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3分でわかる!開眼供養・開眼法要とは?開眼供養のお布施などを徹底解説!

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お墓を新しく建てた際には、宗派によっては、僧侶に依頼して、お墓に魂を入れてもらう開眼供養を行います。
開眼供養は納骨に合わせて行うことが多いです。
このページでは、開眼供養と開眼供養の流れなどについて解説します。

なお、開眼供養のお坊さんの手配をしたいという方はコチラをご覧ください。
また、開眼供養の前にまずはお墓を探しているという方はコチラをご覧ください。

お墓の開眼供養・開眼法要とは?

建物が建ったら竣工式を行うのと同様に、新しいお墓を建てたら、墓石に魂を入れる開眼供養をします。
開眼法要では、僧侶を招いてお経をあげてもらいます。

開眼とは、仏像や仏画、位牌、仏壇、お墓などに魂を入れて安置することを言います。
もともとは仏像の目を開くという意味で、仏像作りでは大部分を完成させておいて、最後に仏像の目を描きます、
これを儀式化したものが開眼供養で、開眼供養を行って初めて仏像に霊験が宿るとされています。

開眼供養と開眼法要は同じ意味で、その他、入魂式、御魂入れ、御性根入れ、お精入れとも呼ばれます。
つまり、死者の魂をお墓に入れる作業なのです。

開眼法要の呼び名は、宗派によっても異なります。
浄土真宗の場合は、目を開いたり、魂を入れたりという概念がないため御移徙(ごいし、おわたまし)建碑慶讃法要墓所建立法要などの名称で法要を営みます。

お墓の場合にはさらにお墓開きとも呼びます。
お墓は造っただけでは単なる石で、単なる石であった墓石はこの法要を行うことによって、仏の魂を迎え入れて、初めて礼拝の対象となります。

お墓を改葬した場合にも開眼供養を行います。

開眼供養の準備とポイント

①施主*1の決定

一般的には、祭祀承継者*2が務めます。

②僧侶の手配

寺院墓地以外の墓地は、寺院から離れていることが多く、移動時間もかかるため、日程調整は早めに行いましょう。
また、広い墓地の場合、僧侶に墓地へ来てもらう際には、待ち合わせ場所と連絡方法(携帯電話など)を確認しておきましょう。

菩提寺が決まっている場合

僧侶に法要を依頼します。

寺院との付き合いがない場合

墓地の管理者や石材店に相談して、希望する宗旨・宗派の僧侶を紹介してもらいます。

あるいは、株式会社みんれびの提供するお坊さん便という僧侶の手配サービスを利用すれば、開眼法要をしてくれる僧侶を手配することができます。
お坊さん便では、開眼法要への僧侶の手配が一律35,000円で可能で、追加費用はかかりません。
最近では、お寺との付き合いが無く依頼の仕方がわからないという方や特定のお寺の檀家になりたくないという方は増えており、こういった僧侶の派遣サービスは一般的になっています。
依頼は、メールフォームから簡単にすることができます。

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寺院経営の境内以外の墓地

一般にその寺院の僧侶が法要を行います。

③日時の決定

特に決まりはありません。
日程は、僧侶、石材店と相談しましょう。
埋葬する遺骨がある場合は、通常、四十九日、百か日、一周忌などの法要の時に、納骨式とあわせて行うことが多いです。

④参列者への連絡、出欠の確認

開眼供養に誰を招くかは、特に決まりはありません。
家族、親戚、親しい友人などを招くケースが多いです。
日程が決定したら、早めに連絡し、出欠を確認します。

⑤会食の手配

法要後、僧侶と参列者を会食の席に招くのが一般的です。
墓地の施設のほか、近くの料亭、ホテルなどで行っても構いません。
スムーズに案内できるよう事前に席の予約、料理の注文などをしておきます。

⑥墓地の準備

お墓とその周囲を掃除して、清めておきます。
祭壇や法具の借用、供花、供物の手配など、僧侶や石材店と十分に打ち合わせて準備します。
地域によっては、両隣、もしくは向こう三軒両隣のお墓にもお供えをします。

⑦引き物の手配

参列者の手土産を用意します。
表書きは祝儀か不祝儀かによって異なります。

⑧寺院、僧侶への謝礼の用意

寺院、僧侶への謝礼は、法要前のあいさつをする際に渡します。

開眼供養の流れ

①墓の準備

敷地内、墓石とも掃除をして清め、棹石には白布を巻きます。
墓前には祭壇を設け、燭台、花立などの法具を据え、供花、供物などを供えます。

②寺院本堂または墓地の会館などで読経

③参列者が墓前に移動する

④開眼供養

僧侶がお経を上げます。
施主が棹石の白布を引き、除きます。
一同が順に焼香します。

⑤会食

席を移し、会食をします。

開眼供養を行う時期:納骨式と合わせて行うことも

開眼供養を行う時期に決まりはありません。
ただ、亡くなった家族のために墓を建てた時や、古い墓から改葬するために新しい墓を建てたときは、納骨の際に、開眼法要と納骨法要をあわせて行うのが一般的です。
普通、お墓は新しい仏のために建てることが多いため、遺骨がある場合には、開眼供養は入る方の四十九日の忌明けか年回忌、百か日、一周忌などの法要の時に、納骨式とあわせて行います。

親類縁者など参列者も出席しやすいためです。

寿陵の場合

生前にお墓を建てた寿陵の場合、お墓の完成時に営みます。
寿陵の場合、手許に遺骨がなく、法要は不要と考える人もいるようです。
しかし、将来は遺骨を納めるところですから、これからこの場所で拝んでまいりますという意味合いで法要と営むの通常です。
この場合は、墓前で開眼法要だけを営みます。
しかし、開眼供養を最初の納骨の際にあわせて行っても構わないとするところもあります。

寿陵の場合に、開眼供養をすべきかどうかは僧侶に確認するとよいでしょう。
なお、墓の完成後は、遺骨が納められていなくても、維持管理費(護寺会費)が必要です。

寿陵を造っておかなかった方は、ほとんどの場合、四十九日までにはお墓を造れません。
注文後、そんなに早くお墓はできないためです。
その場合には、後に墓石が整ったところで、開眼供養を行います。
開眼供養の形式は、地域や宗派などによって異なるため、石材店やお寺に相談すると良いでしょう。

開眼供養のお布施の相場

開眼供養の費用として、まず一番大切なものは読経への謝礼です。
お布施の額に決まりはありませんが、3万円~5万円が相場だと言われています。
お布施の額に迷ったら、僧侶に相談しましょう。
もし、具体的な答えが得られない場合は、年忌法要の際のお布施額を目安にしましょう。
法要を営んだことがない場合は、同じ菩提寺の親戚などに相談しましょう。
開眼法要と納骨法要を同日に行う際には、1.5倍~2倍程度の額を包むのが一般的です。
奉書紙に包むか、白封筒などに入れて、表書きは御布施または入魂御礼、御礼とします。

納骨法要をせず、開眼法要だけを行う場合は、慶事ととらえる場合もあります。
このときは、表書きをお布施ではなく、開眼御礼や御入魂御礼などとして、白封筒ではなく、赤白結びきりの水引でのしのついていないタイプの祝儀袋を使います。
多くの祝儀袋の右上についているのしは、あわびを表すもので、生ぐさものを嫌う仏教では、慶事の場合にものしのついていないものを使うのが正式です。

なお、浄土真宗では、どのような仏事でも表書きは御布施でよいとされています。

その他の寺院・僧侶への謝礼

御車代(おくるまだい)

寺院境内墓地以外で、僧侶にお墓まで出向いてもらう場合は、御車代を包みます。
5千円~1万円が相場です。
御車代は僧侶が自分の車で来た場合も渡します。
表書きを御車代として、白封筒に入れます。

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御膳料(おぜんりょう)

開眼供養後の会食に僧侶が出席しない場合は、それに見合う金額を包みます。
表書きは、御膳料、御斎料、御酒肴料などとして、白封筒に入れます。
5千円~1万円が相場です。

御塔婆料

卒塔婆供養を行う宗派では、御塔婆料が必要です。

boseki.hatenablog.com

開眼供養の祝儀袋、表書きの書き方

生前にお墓を建てた場合

生前建墓はお祝い事です。
そのため、寺院、僧侶への謝礼なども、紅白蝶結びの水引の祝儀袋を用いるのが本来です。
表書きは、内祝や御礼となります。

もし、生前にお墓を建てた寿陵の開眼供養に招かれた場合には、おめでたいことなので、お祝い金を包むのが一般的です。
寿陵は、長寿・子孫繁栄・家内円満を招く、縁起の良いこととされています。

納骨がなく、開眼供養だけ行う場合はお祝いとなります。
紅白蝶結びの水引がかかった祝儀袋に御建碑御祝建立御祝建立祝祝建碑と表書きをして、お金を包みます。

新しい仏のためにお墓を建てた場合

一方、新たに埋葬する遺骨のためにお墓を建てる場合は、不祝儀になります。
寺院、僧侶への謝礼なども、黒白または双銀結び切りの水引の不祝儀袋を用いるのが本来と言えます。
表書きは志となります。

新しい仏のためにお墓を建てた開眼供養、つまり納骨など法要と一緒の開眼供養に呼ばれた場合は、不祝儀になります。
黒白または双銀結び切りの水引の不祝儀袋に御仏前と表書きをします。
服装は喪服を着用します。

開眼供養と納骨が続けて行われる場合

四十九日にあわせて開眼供養をする場合、仏像をお迎えする慶事と弔事が同時に行われることになります。
その場合、のし袋はどうすればよいのでしょうか。

この場合、開眼供養ののし袋は慶事用のものにします。
納骨が続けて行われる場合には、ろうそくを赤から白に換えます。
また、僧侶は袈裟も着替えます。

別々に用意するお布施は水引の異なるものを2つ用意します。
もし、両方のお布施を同時に渡すなら、無地の白い封筒を使います。

石材店、墓地の管理者へのお礼

法要の際に石材店や墓地の管理者にお世話になった場合は、お札を包むのが一般的です。
白封筒に表書きは御礼として、金額は1万円程度が相場と言われています。
相場やならわしは地域によって違うので、寺院や近隣の人に確認するとよいでしょう。

開眼供養のお供え物・お祝い

開眼供養では、僧侶にお経をあげてもらう以外に、墓前に故人の好物をお供えしたりします。

開眼供養のお祝いをいただいたら…

一般的には、いただいた額の半返し相当の品物を「志」「御礼」「内祝い」としてお返しします。
品物は消耗品が一般的で、その他、カタログギフトなども増えています。

開眼供養の服装

生前にお墓を建てた場合

生前建墓はお祝い事ですので、服装は礼服を着用しましょう。

新しい仏のためにお墓を建てた場合

新たに埋葬する遺骨のためにお墓を建てる場合は、不祝儀になり、服装は喪服を着用します。

閉眼法要

お墓を改葬するときは開眼法要とは反対に、墓石から魂を抜いて、ただの石に戻す閉眼法要を行います。

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開眼供養の歴史

日本で最初、かつ最大の開眼供養は、東大寺の大仏の完成の際です。
最後に大きな筆でダルマのように、大仏に「目」を入れた(開眼)のが、スタートです。
天平勝宝4年(752年)の東大寺大仏の開眼供養を1つの契機として、さまざまな仏教儀式がセレモニー化されていきました。
東大寺大仏の開眼供養は、聖武天皇によって開催され、天竺から唐を経て日本に来た菩提遷那(ぼだいせんな)が大仏の眼を入れました。

開眼供養の前に…理想のお墓を探す方法

理想のお墓を探しているなら、首都圏石材協同組合が運営する霊園・墓地検索ポータルサイトもしもドットネットを利用するとよいでしょう。
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*1:施主:法要の主宰者

*2:祭祀承継者:墓地の使用権所有者