はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

一般的なお墓から最近増えている永代供養墓や納骨堂までお墓について詳しく解説します。また、葬儀・葬式や仏壇、終活の基礎知識についても詳しく解説します。

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1分でわかる!遺品整理士とは?どんな仕事?遺品整理士になるには?

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かつて、遺品整理は形見分けなどのかたちで、遺族の間で行われていました。
しかし、時代の変化などによって、遺品整理をビジネスとして代行する遺品整理業者が増えてきました。
遺品整理を、法律に則ったかたちで行い、遺品整理の取り扱い手順を理解して、心をこめて遺品の整理ができるのが遺品整理士の仕事になります。

遺品整理士とは?

遺品整理士とは遺族に代わって遺品整理を行う専門家のことです。
専門的な知識はもちろんのこと、故人への畏敬や感謝、家族への配慮を持って業務を行うプロです。
プロならではの遺品整理の取り扱い手順や法規制の知識も豊富で信頼できることでしょう。

遺品整理士の仕事

実際に何をどのようにしてくれるかというと、大きく分けると次の5つです。

  1. 遺族に聞きながら故人のものを「必要なもの」「不要なもの」に分けていく
  2. 片付けが済んだ後に部屋を掃除する
  3. 「不要なもの」に判断されたものを遺族に代わってリサイクル業者などに査定依頼をする
  4. 不要なものを搬出する
  5. 不用品を搬出して地域の自治体のルールに従って処分する

この一連の作業を依頼者の立場に立って、故人を偲びながら心をこめて行うのが遺品整理士の仕事になります。

その他、ハウスクリーニング、仏壇や人形等の供養、家財道具の預かり、消臭・消毒、業者によっては故人宅の解体や売却なども行ってくれます。
これらすべてに対応してくれる遺品整理士はとても頼りになります。
そして、時間や労力のかかる遺品整理という大変な作業を遺族に代わって心をこめて行ってくれることは、遺族にとって大きな助けと安心になることでしょう。

整理業者に頼んだとしても、きちんと作業が行われることによって供養になりますし、心身の負担も減らしてくれます。
実際に依頼した方々のなかには、「ここまでやってくれるとは思わなかった」「心をこめて行ってくれているのがわかり、とてもありがたかった」という声がたくさんあります。

この遺品整理士を中心に片付け全般を行ってくれるのが遺品整理業者です。

他の業者との連携もする

遺品整理を1人の遺品整理士もしくは1つの遺品整理業者で、上記の一連の作業をすべてできるとは限りません。
一社ですべてを行っている遺品整理業者もありますが、他の数々の優良業者と連携する遺品整理士も多々あります。

例えば、貴金属などの査定のノウハウがない場合には、遺品整理士が信頼している業者に依頼したり、廃棄のための資格や技術を持っていない場合には、遺品整理士が信頼できる処分業者に任せたりします。

もし、業者に依頼する場合には、必ず最初の問い合わせの際に

  • 何をやって欲しいか
  • どこまで片付けて欲しいか

も明確に伝えるようにしましょう。

遺品整理士認定協会が発行する「遺品整理士」の資格は、遺品整理を専門でやっている業者はもちろんのこと、葬儀社、古物買取業者、便利屋、廃棄物処理業者、解体業者などもその資格を有している場合があります。

それぞれの会社がそれぞれの提携業者を持って、依頼主に満足いくサービスを提供している場合が多いです。

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遺品整理士になるには?

遺品整理ということに注目が高まるにつれて、遺品整理士になりたいという方は増えています。

遺品整理士は、遺品整理士認定協会が資格を付与しています。
受講資格は特にありません。
通信制の講座では、大学教員や弁護士、宗教家などの専門家が講師となった専用のDVDとテキストを使って2ヶ月程度学習します。

認定を受けるには、廃棄物処理法やリサイクルなどの知識の確認と、孤独死した故人の遺品整理といった具体的な対応などの設問にレポートで回答します。

法令の遵守、倫理観、遺族を思いやる気持ちに重点を置いて資格の認定がされますが、モラルやマナーの意識の高さが求められ、全員が遺品整理士になれるというわけではありません。
遺品整理士に求められるのは、遺品というものの片づけだけではなく、故人と遺族の想いを整理する手助けが大切で、高い倫理観や思いやりが求められています。

現在、北海道から沖縄まで全国1万1000人以上が受講しています。
これからまずます遺品整理という仕事は求められることから、関心のある方は学んでみるとよいでしょう。