はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

一般的なお墓から最近増えている永代供養墓や納骨堂までお墓について詳しく解説します。また、葬儀・葬式や仏壇、終活の基礎知識についても詳しく解説します。

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死への準備:葬儀の内容を遺言しよう

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葬儀の内容の遺言

最近、次のように考える人が増えています。

  • 自分らしい葬儀を家族にして欲しい
  • 残された家族が困らないように葬儀や死後の手続きなどについて指示を残しておきたい

そのように考える人は、葬儀などの希望を書いた『遺言ノート』や『葬儀のための遺言』を残しておくと非常に便利です。
そして、書いたことと置いた場所を家族に伝えておきましょう。

ただし、注意したいのが、『葬儀のための遺言』には、法的拘束力はありません。
必ず思い通りの葬儀を行ってもらえるとは限りません。
確実を期すなら、ウィルバンクなどの機関を契約方法があります。

葬儀や死後のことを担う団体

葬儀や死後のジムなどを生前に契約できる団体として、NPO法人りすシステムNPO法人きずなの会、株式会社ウィルバンクなどがあります。
生前に具体的な葬儀の内容を取り決めて、これらの団体に委託することができます。

サービスの内容や費用は、各団体によって異なりますが、主だった内容としては、

  • 生前事務委任契約(身元引き受け保証、福祉サービスの契約の立ち会いや見守りなど)
  • 貢献事務の受託(任意後見人の引き受けなど)
  • 死後事務委任契約(火葬、埋葬など)
  • 遺言ノート作成のアドバイス
  • 死亡時連絡のフォロー
  • 死後の自宅の整理・清掃

などが挙げられます。

葬儀のための遺言の内容

『葬儀のための遺言』は、葬儀の形式や進行など、項目ごとに整理して具体的に書く必要があります。
たとえば、「簡単に」や「好きな音楽を流して」と書かれていても、遺族にはどの程度簡単にしたら良いのか、好きな音楽と言ってもどの曲がいいのか、そういったことはわかりにくいでしょう。
そうならないように、希望する費用や音楽、手順などを細かく、わかりやすく書いておきます。

また、遺影用に使ってもらいたい写真も用意して、その遺言と一緒にしておくとよいでしょう。

その他、葬儀のことだけでなくて、自分が死んだときに連絡して欲しい人や、金銭、物品の貸し借り等も記録しておくと、遺族の事務的な手間が軽減されます。

記入方法は、パソコンの場合には、遺言を記したファイルがどこに保存してあるのかがわかりにくく、ディスクトラブル等で文書がなくなってしまう恐れもあります。
また、第三者に改ざんされる危険性がないとも限りませんので、直筆のノートがふさわしいでしょう。

エンディングノートも「葬儀のための遺言」と同じような役割を果たしてくれます。

boseki.hatenablog.com

葬儀のための遺言の主な項目

  • 葬儀をするか、しないか
    葬儀を不要と考えている人ははっきりと意思表示をする
  • 葬儀の形式
    一般的な葬儀、家族葬、家族葬のあとにお別れ会、など

    boseki.hatenablog.com

  • 無宗教を希望する場合、その内容
  • 葬儀の費用
    質素に行うのか、盛大に行うのか、予算○万円ぐらいで行う、など
  • 葬儀の生前予約の有無と内容
  • 宗教の有無
    代々進行している宗教がある、○○寺の檀家である、など
  • 戒名
  • 葬儀の場所
  • 葬儀社
    希望する葬儀社があればその会社名と連絡先
  • 祭壇
    祭壇の要否と、必要ならそのランク、祭壇を飾る花の指定、など
  • 喪主
  • 遺影
    どの写真を引き伸ばしてもらうか、保管してある場所、など
  • 死装束
    和装か洋装か、具体的に着せて欲しい服があればそれを記す。
  • 棺に入れて欲しいもの
  • 弔辞をお願いしたい人
    氏名、連絡先、間柄
  • 香典を受けるかどうか
  • 死んだときに連絡して欲しい人
    優先順位があると応対時に便利です。
  • 散骨を希望するか
  • お墓
    先祖のお墓に入る、購入したお墓に入る、など。
    新しいお墓や永代供養墓などは、その場所と連絡先など。
    お墓の準備ができていない場合は、希望するお墓の場所、形式、価格などについて。