はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

一般的なお墓から最近増えている永代供養墓や納骨堂までお墓について詳しく解説します。また、葬儀・葬式や仏壇、終活の基礎知識についても詳しく解説します。

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デジタル遺品の整理はどうする?デジタル遺品のサービス

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パソコンやスマホなどに残った故人の情報を管理するデジタル遺品関連のサービスが広がっています。

デジタル遺品サービスとは、遺族の依頼で故人が残した情報を取り出したり、削除したりできるサービスのことです。

故人が契約していたインターネットの有料サービスの解約や家族が写った写真を取り出すといったニーズに応えています。

デジタル遺品の問題

総務省によると、インターネットの利用人口は2013年には1億44万人もいます。
利用率を見ても、60歳代で約70%、70歳代で約50%もあります。

ネット上には、ウェブの閲覧履歴、メールの送受信、ツイッターフェイスブックなどのSNSの利用など、日々膨大な個人情報が蓄積されています。

このような故人が利用していたパソコンなどの中に眠っているデジタル遺品をどうすべきかというのは大きな問題です。
ログインIDやパスワードなどは、基本的には利用者本人しか知らないものなので、本人が亡くなってしまうと、退会、データの削除が簡単にはできません。

そのため、ネット関連の終活の必要性も叫ばれ、ヤフーなどデジタル遺品のサービスを開始しています。

日本PCサービス

日本PCサービスは、遺族の依頼を受けて故人のパソコン上の情報を処理するデジタル遺品サポートサービスを行っています。

葬儀専業最大手の燦ホールディングス傘下の公益社と組み、関西の2府4件でサービスを提供しています。

公益社では、遺族から、故人は利用していたデジタル機器のパスワードがわからない、あるいは、故人名義のネットバンキングやネット証券などの口座を解約したい、という要望を受けることが多く、公益社は、葬儀場でサービスを周知します。

主なサービスの内容は、

  • パソコンのログインパスワードの解除
  • データの取り出し
  • データの削除

んどです。

料金は、サービスによって異なりますが、自宅に訪問してパスワードを解除する場合には、税別20,000円です。

データサルページ

データサルページは、データ復旧サービスを行っている会社です。

データサルページには、スマホなどに残された写真データを抽出して欲しいなどの要望が多く、デジタル遺品整理サービスLxxE(ルクシー)を提供しています。

個人のプライバシーに配慮して、家族が一緒に写っている写真など特定の条件で抽出することもできます。

また、SNSのアカウントを削除する申請のやり方なども指南しています。

ただし、自分自身が死後を想定して利用を申し込むデジタル終活関連のサービスは苦戦しているようです。

ヤフー

ヤフーは2016年3月に、2014年に始めた終活関連サービスヤフーエンディングのなかで、利用者が死亡した場合に有料サービスの課金停止やメッセージボックスのデータ削除などをする生前準備機能を終了しました。

これは、利用者が想定を下回り、目標に届かなかったことが要因のようです。

他社の類似サービスも相次ぎ終了しています。

まとめ

デジタル遺品関連のサービスを見てみると、生前に自分の死亡に備えて準備するサービスに関してはなかなか普及せず、各社苦戦しており、サービスの終了も続いています。

一方、切実なニーズがある遺族向けのサービスは普及しそうです。