はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

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お悔やみ状とは?弔意を伝えるときの注意点と文例について解説!

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お悔やみ状のまとめ

  • 供物や香典に添える手紙
  • 不幸をあとから知った際に出します
  • はがきではなく封筒で送ります

お悔やみ状は、故人とのエピソードなども交えて哀悼の意を伝えると、心のこもったものになります。
その際、遺族の方への励ましの言葉も添えるとより温かいものになります。

お悔やみ状の文例

例1.

ご主人が亡くなられたという知らせを受けて、大変驚いております。

一家の大黒柱を亡くされ、いまのご家族の皆様のお気持ちを思うと、どんなにお心落としのこととお察し申し上げます。

本来ならばすぐに駆けつけてお悔やみ申し上げるべきところ、仕事の都合でお葬式に伺うことができませんでした。

本当に申し訳なく思っています。

ご主人様と私は中学校時代からのお付き合いでございました。
数年前に同窓会でお会いした際にはお元気そうだなと思っておりましたのに、残念です。

いまはとてもおつらいでしょうが、どうか気持ちを強く持ってください。
幼いご子息様はもっと悲しいはずです。
しっかりと支ええあげてください。

ほんの心ばかりですが、ご仏前にお花でもお供えくださいませ。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 例2.

お母様が急逝されたという悲報に、呆然としております。

一年前、久しぶりにお目にかかったときはお元気で、手料理をごちそうしてくださったのに、信じられない思いです。
ご家族のご悲嘆はいかがばかりかと胸が痛みます。

ご葬儀には参列できませんが、心ばかりのお香料を同封させていただきました。
ご霊前にお供えいただければと思います。

ご傷心のあまり、お体を損なわれませぬよう、どうぞご自愛ください。

お母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

お悔やみ状の書き方

お悔やみ状は封筒で送る

お悔やみ状は、基本的に便箋に書き、はがきではなく、封筒で送ります。
便箋と封筒は白いものを使用して、封筒は必ず一重の封筒を使います。
二重になっている封筒は不幸が重なることを連想させるため使用しません。
書き方は、黒いペンで縦書きにするのがマナーです。

お悔やみ状の注意点

  • 忌み言葉は避ける

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  • 頭語、結語、時候の挨拶は不要
  • 二重封筒ではなく、一重のものを使う

弔電と同様に忌み言葉には気をつけます。
また、通常の手紙と異なるので、頭語や時候の挨拶などは書きません。
結語も不要ですが、合掌と書く場合もあります。
また、故人との故人との関係も明記しましょう。

お悔やみ状の内容

お悔やみ状は時候の挨拶などは省略し、主文から書き始めます。
まずは訃報を聞いたことへの驚きを素直に表現します。
次にお悔やみの言葉を述べます。
このとき、遺族の悲しみの深さも思いやり、故人の死を悼む気持ちを思いやりましょう。
続いて、故人の思い出を生前のエピソードなどを交えて述べます。
惜しむ気持ちを表しますが、あまり涙を誘うような湿っぽい言葉は避けるようにしましょう。
「気を強くするように」などと遺族へのいたわりや励ましの言葉を表し、香典などを同封する際にはその旨を一言入れておきます。

弔問できない、あるいは葬儀に出席できないはっきりとした理由がある場合は、簡潔に事実のみを述べましょう。
あまり説明がくどすぎると、言い訳がましくとられる場合もあるので注意しましょう。
必ずお詫びの言葉も添えるようにします。

お悔やみ状と弔電の違い

弔電とは、葬儀に参列できない場合に弔意を伝えるものです。

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一方、お悔やみ状は、亡くなったことをあとから知り、供物や香典を贈る際に添える手紙です。

お悔やみ状を送る時期

お悔やみ状は初七日*1までに送るようにと言われますが、不幸を知った時点でなるべく早く出すようにしましょう。

弔意の伝え方:亡くなったことを後になって知ったら

亡くなったことを人づてに聞いた場合などは、このようにお悔やみ状を出して弔意を伝えるという方法があります。
遺族が故人との交友の範囲を考えて直接連絡をしなかったり、密葬や家族葬で葬儀を済ませていたりする場合もあるので、手紙で弔意を伝えるようにするのが無難です。

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お悔やみの手紙と一緒に香典を届けてもよいでしょう。

もし故人への思い入れが強いのであれば、遺族へ連絡をして都合を聞いてから直接お悔やみに出向きます。
服装は平服で構いませんが、派手な装いやアクセサリーは控えましょう。

四十九日を過ぎてから亡くなったことを知った場合は、一周忌などの法要にあわせて花などを贈るのもひとつの方法です。

*1:亡くなった日を含めて7日目に営む法要