はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

一般的なお墓から最近増えている永代供養墓や納骨堂までお墓について詳しく解説します。また、葬儀・葬式や仏壇、終活の基礎知識についても詳しく解説します。

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3分でわかる!キリスト教の葬儀:葬儀の流れや服装、マナー、献花について解説

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キリスト教のお葬式では、賛美歌や祈りを神に捧げて、献花をします。

キリスト教の葬儀の服装

キリスト教のお葬式も、服装は仏式にならいます。
手持ちの喪服か、地味な色のワンピースやスーツで構いません。
カトリックでは、女性信者は、黒いベールつきの帽子をかぶるのが正装ですが、信者でない場合は必要ありません。

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キリスト教の葬儀のマナー

キリスト教式の通夜・葬儀は、カトリック、プロテスタントなど、教派によって儀式が少し異なります。
カトリックでは聖書の朗読、ミサ、プロテスタントでは聖書による祈り、オルガン演奏、賛美歌斉唱が行われます。
神父、牧師は祈りを捧げて、参列者は献花を行います。

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お悔やみの言葉の作法

キリスト教においては、死ぬことは永遠の命の始まりであると考えられています。
そのため、葬儀では、お悔やみの言葉は述べません。

聖歌や賛美歌の斉唱の作法

キリスト教式では、聖歌や賛美歌を斉唱します。
当日、会葬者には式が開始する前に聖歌や賛美歌の歌詞が印刷された紙が渡されます。
聖歌斉唱は聴いているだけでも構いません。
聖歌や賛美歌がわからない場合は、起立したままで静聴していましょう。

キリスト教の葬儀の弔電

キリスト教式の弔電の例文 : 神のもとに召され、安らかにお眠りくださいますよう。
安らかにお眠りくださいなど、キリスト教に適した言葉を使います。

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キリスト教の葬儀の香典

香典には、水引はつけません。

表書きは教派によっても異なりますが、わからない場合は、お花料にすれば失礼にはあたりません。

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キリスト教の葬儀の香典返し

香典返しは仏式の言葉ですが、キリスト教、神式でも同じ場合がほとんどです。
品物の表書きは、志、もしくは粗供養として、喪主の名前で贈ります。
蓮の絵柄がついているかけ紙は、仏式のみで使用できます。
キリスト教では、御花料として香典をいただいた場合、死後1ヵ月目の昇天記念日後、故人を記念する品を贈るのが一般的です。
金額は仏式と同様に、3分の1~半返しが多いようです。

キリスト教の葬儀にかかる費用

神父や牧師へのお礼として数万円~が平均ですが、謝礼金の決まりがない教会もあるので、教会の事情に詳しい人や直接教会に確認しましょう。
教会の使用料、お花代が別途必要なこともあります。

教会へのお礼の表書き

教会へのお礼は、白い封筒に、カトリックなら御ミサ料、プロテスタントなら献金記念献金とするかどちらにも使える御礼とします。
毛筆か筆ペンで、普通の墨で書きます。

無地の白い封筒を使用して、のしはなしで、水引は付けません。

喪主の名前は、献金よりもやや小さめに氏名を毛筆か筆ペンで、普通の墨で書きます。
教会に不幸があったわけではないので、薄墨では書きません。

蓮の花の絵がついた封筒は、仏教用なので使いません。

教会のオルガン奏者へのお礼

教会のオルガン奏者へのお礼の表書きは御礼(おんれい)にします。
毛筆か筆ペンで、普通の墨で書きます。

無地の白い封筒を利用して、のしはなしで、水引はつけません。

喪主の名前は、御礼よりもやや小さめに姓または氏名を書きます。
毛筆か筆ペンで、普通の墨で書きます。

キリスト教の葬儀の流れ

納棺式

神父や牧師が祈りを捧げ、遺体を棺に納めて生花を添えます。

出棺式

棺を教会に運ぶ前に行います。

通夜の集い(カトリック)・前夜式(プロテスタント)

カトリックの通夜の集い、プロテスタントの前夜式は身内のみ集まります。
棺を安置した場所で神父、牧師が司会をして、終了後はお菓子やお茶をいただき、故人を偲びます。

葬儀ミサ(カトリック)・葬儀式(プロテスタント)

キリスト教式の葬儀・告別式は、カトリックかプロテスタントかで異なります。
神父や牧師により、教会にて執り行われます。

その後、出棺、火葬となります。

カトリックの葬儀ミサの一般的な流れ

カトリックの葬儀は、葬儀ミサと呼ばれ、開祭言葉の典礼感謝の典礼告別と葬送の4部構成で進行するのが一般的です。

  1. 開祭
    教会が主催します。
  2. 言葉の典礼
    聖書の朗読や聖歌斉唱、神父の説教、お祈りなどを行います
  3. 感謝の典礼
    遺族が奉納したパンとぶどう酒によるミサで、故人が神に受け入れられることを祈ります
  4. 告別と葬送
    遺族側が主催します。
    弔辞・弔電紹介や献花などが行われます。
プロテスタントの葬儀式の一般的な流れ

プロテスタントでは、亡くなると天に召されて神に仕えるとされます。
葬儀も簡略化されていて、神への感謝と遺族を慰める内容です。
葬儀中に行われる祈祷は故人の冥福ではなく、参列者全員に神の祝福があるために祈られます。

  1. 奏楽
  2. 賛美歌斉唱
  3. 聖書朗読
  4. 祈り
  5. 説教
  6. 賛美歌斉唱
  7. 弔辞・弔電紹介
  8. 祝祷(しゅくとう)
  9. 賛美歌斉唱
  10. 奏楽
  11. 告別式

キリスト教の葬儀の注意点

故人は信者ではなかったが、遺族が熱心な信者で、教会での葬儀を希望する場合は注意が必要です。
信仰が異なる場合、通常は故人に合わせますが、キリスト教式の葬式は信者でないとできない場合が多いです。
熱心なクリスチャンであるなら神父、牧師に相談しましょう。

キリスト教の死に対する考え方

キリスト教信者にとって、「死」はキリストとともに送る永遠の安息の日々を意味するので、死の直前に重要な儀式があります。

この儀式は、意識のあるうちに行うものなので、死期が近づいていると医師が判断したら、早めに宗教者に連絡します。
これらの儀式は、意識のはっきりしているうちに行うことが大切とされているので、タイミングを逃さないようにしましょう。

カトリックでは、神父が立ち会って終油の秘蹟(塗油の秘蹟)を授けます。
秘蹟とは紙の恩寵のしるしのことです。

プロテスタントでは牧師が立会い、安らかに天国に召されるように聖餐式を行います。

宗教者の到着前に死亡した場合は、そこにいた人たちが祈りを捧げます。

キリスト教のお墓など葬送についてのまとめ

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