はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

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直葬(ちょくそう・じきそう)とは?直葬にかかる費用などについて解説!

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高齢化によって家族葬などが増えていますが、それ以外にもさまざまな葬儀のメニューが登場して、消費者の選択の幅は広がっています。
なかでも、費用面で最も負担の少ない直葬(ちょくそう・じきそう)も最近増えている葬儀の形態です。

直葬のまとめ

直葬とは斎場などでの通夜や告別式を行わず、直接火葬場へで故人を見送る葬送です。
葬式よりも生前の医療や介護にお金をかけたいという人に向いています。
火葬式荼毘葬とも呼ばれます。

祭壇は設けずに、立ち会うのは遺族など近親者のみで、葬儀のなかではもっともシンプルな形式です。

ただし、死亡届がなければ、火葬(または埋葬)許可証が得られないなど最低限の手続きは理解しなければなりません。
墓地、埋葬等に関する法律第3条により、「原則として、埋葬または火葬は、死後(もしくは死産後)24時間以内は行ってはならない」と規定されています。
病院で亡くなったら遺体をいったん自宅に運ぶか、葬儀社に預かってもらいます。
そのため、直葬でも、葬儀社に依頼したほうがよいでしょう。

直葬の流れと段取り、費用は次の3つです。

  • ①病院→自宅→火葬場:費用11万~18万円
  • ②病院→葬儀社の安置所→火葬場:費用12万~20万円
  • ③自宅→火葬場:費用10万円前後

ただし、火葬後に食事会をする、炉前で僧侶にお経をあげてもらうなどのオプションをつけると、一般葬と費用が変わらなくなることもあります。

直葬とは?

直葬とは、一般の葬儀とは異なり、通夜や告別式などの儀式を執り行わず、ご臨終後は直接、自宅あるいは病院から火葬場に行き、火葬を行う葬儀スタイルのことです。
一言で言うと、葬儀を行わない見送りです。

直葬では、祭壇を設けません。
葬儀に、立ち会うのは遺族など近親者のみで、葬儀の中では最もシンプルな形式です。
一般的に遺族やごく親しい人たちだけで行いますが、それでも最後のお別れをしたいという人がいる場合には、特に断る理由がなければ参列してもらいます。
僧侶による読経もなく、通夜ぶるまいや精進落としもしないので、費用を大幅に抑えることができます。
なお、依頼すれば、読経をしてもらえます。
菩提寺はないが、読経だけして欲しいというときには、事前に葬儀社に依頼します。

これまで直葬は、特別な事情がない限りはほとんど見られませんでした。
ただ、ここ数年、徐々にですが、着実に数は増えています。
しかし、直葬はまだまだマイナーな存在です。
シンプルという利点がありますが、それが遺族にとって、後々の後悔になる可能性もあります。
特に、従来の葬式に慣れた人にとっては物足りなさを感じるでしょう。
故人の遺志の場合は別にして、直葬を行う場合は、その点も十分に考慮して、親族へもきちんと説明して、理解を得ましょう。

直葬を行う理由

身内がいない、葬儀に費用をかけたくない、といった理由から、葬儀などで身内に苦労をかけたくない、葬儀はいらないという故人の遺志を遺族が受けている場合などが挙げられます。
高齢で亡くなったため、葬儀に呼べる親族・知人がほとんどいなくなってしまったという理由もあります。
その他、無宗教であったり、無宗教ではないが菩提寺との縁が薄くなり、葬儀の必要性を感じないというような理由も有るようです。

このような理由から簡素な直葬に人気が集まっているようです。

直葬経験者の声

直葬は、形式にとらわれず、他人に気遣うことなく、近しい家族だけで思いのままに故人を送ることができて満足している人がほとんどです。

直葬でも業者に依頼する

いくら葬儀をしないといっても、火葬式をするに当たってもさまざまな手配が必要となります。
たとえば、遺体は法律上、死後24時間以内は火葬はできません。
そのため、それまで死体を安置しておく必要があります。
もし、自宅への安置が困難な場合には会場を探して、会場に遺体を搬送します。

そのほかにも、死亡届の提出、火葬許可証の交付、火葬場の予約など、個人で行うのは難しいことがあります。
通夜や葬儀をしなくても、遺体をお骨にするまでにはさまざまな段取りや手続きが必要なのです。

また、火葬場によっては、各自治体の役場や葬儀社を通さないと受け付けないところもあります。
スムーズに執り行うためには、葬儀社に依頼するのが、無難です。

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小さなお葬式は、シンプルなお別れをする葬儀ブランドです。
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最近では、日本経済新聞をはじめ、雑誌やTVでも取り上げられております。

直葬の流れ

死亡が確認された後、遺体を火葬場などの安置場所へと直接運び、死後24時間経過後に火葬します。
火葬炉の前で、簡単な読経をあげる場合もあります。

直葬の進行例

  1. 死亡診断書をもらう
  2. 遺体の搬送
    葬祭業者に葬儀は行わないことを明確に伝えて、搬送者の手配を依頼します。
  3. 死亡届提出・死体火葬許可証の交付
  4. 火葬場・霊柩車の予約
    葬祭業者に依頼します。
  5. 遺体の安置
    自宅や火葬場、または葬儀社の安置所に安置します。
  6. 火葬・収骨
    葬儀社の洋型霊柩車などで火葬場へ遺体を運びます。
    最後の別れをします。
    棺に別れ花を入れる場合もあります。
  7. 納骨
    葬儀をしないと菩提寺への納骨を断られることがあるので、事前に菩提寺の了解を得ておきます。

直葬にかかる費用

直葬は、セットプランとして、請け負っている業者がほとんどです。
料金には、次の費用が含まれ、目安として費用は20万~30万円です。
それにオプションの料金が加算されます。
葬儀社によっては、パック料金として料金が提示されている場合もあります。
料金に含まれていると思っていた項目がなかったり、オプションとして別料金が発生する場合もあるので、内容はきちんと確認しましょう。

なお、ユニクエスト・オンラインの小さなお葬式なら追加料金なしで、19万3千円で実施できます。

直葬なら、一般の葬儀と比べると、かなり安価に済ませることができます。

  • 寝台車、遺体搬送車両
  • ドライアイス(遺体保存)
  • 遺影
  • お別れ花
  • 枕飾り一式
  • 骨箱(小)
  • 役所手続代行
  • 火葬料
  • 火葬場手配
  • 納棺業務
  • 管理運営費
  • 休憩室料
  • 人件費

何に費用をかけるかが重要

現在では、何に費用をかけるかも多様化しています。

お葬式にお金をかけるのか、医療にかけるのか、介護にかけるかなど、家族で日ごろから意思統一を図っておくとよいでしょう。

また、確かに直葬なら、通常の葬儀に比べて安価にすることができますが、遺族がどのように営むかで費用も随分と違ってきます。
家族で話し合っておくことが必要です。

親族から香典を受け取るなら香典返しの費用も必要

もし、親族から香典を受け取るならば、香典返しの費用も算段しておかなくてはなりません。
遺影写真も必要なら写真代を足さなくてはなりません。

直葬の3つのパターンと費用

直葬の葬儀の流れは、どこで亡くなったか、そのご遺体をどこに安置するかによって、次の3つのパターンが生じます。
これらは、あくまで一般的な流れとおおよその平均的価格です。
また、物販としての最低限必要な経費ですので、葬儀社としての人件費等の諸費用は別途かかります。

直葬の3パターンのうち、どれになるかを見極めて、それからオプションをつけるかどうか、また、どのオプションをつけるのかが流れのポイントです。

①病院→自宅→火葬場

費用合計 11~18万円

  • 搬送料:25,000円
  • お棺料:60,000円
  • 搬送料:25,000円
  • 火葬料:自治体による
  • 収骨容器:15,000円

②病院→葬儀社の安置所→火葬場

費用合計 12~20万円

  • 搬送料:25,000円
  • お棺料:60,000円
  • 安置料:5,000円~
  • 搬送料:25,000円
  • 火葬料:自治体による
  • 収骨容器:15,000円

③自宅→火葬場

費用合計 10万円前後

  • 搬送料:25,000円
  • お棺料:60,000円
  • 火葬料:自治体による
  • 収骨容器:15,000円

直葬のプラン

葬儀社によっては、直葬と納骨がセットになったプランを用意しているので、それを選ぶのもよいでしょう。
その分、費用はかかりますが、墓地を探すこともできるので、最後に行き場のないトラブルになるよりも安心です。

直葬で気をつけたいこと

直葬は一般葬と違い、身内だけの少人数で営むところに良さがありますが、どうしても故人とお別れがしたいという知人や友人に対して、弔問を断りきれない場合もあります。

また、日ごろ、それほど信心深くもないので読経も要らないと思ってはみても、やはり故人が浮かばれないのでは?などといろいろ迷ったり、悩んだりすることも多いでしょう。

あとあと神経をすり減らすことがないように、菩提寺、葬儀社、家族と話し合っておくことが大切です。
直葬はまだ少数派ですので、周囲の理解を得るだけでなく、悔いが残らないお別れができるようによく考えて決めましょう。

直葬への批判

直葬に対して、故人の遺徳を偲んだり、遺された者が心の整理をしたりする時間も許されずあわただしいなど、親族や関係者からの理解を得られにくく、弔いの儀式を省略することに対する批判の声もあります。

ただ、希望する人の多くは、経済的負担にならないために、また身内に手間をかけさせないためになど、しっかりとした意思をもって直葬を実施しており、一概に遺族の個人への想いが軽いということもできないでしょう。

知人とのトラブル

後々のトラブルを避けるためにも、親しい知人などにはあらかじめ希望を伝えておきましょう。
自分自身の気持ちも大事ですが、きちんと別れがしたかった、最後はしっかり見送りたかったと、死をきちんと受け止めたいと考えている人も周りにいることでしょう。
なかには、「どうして知らせてくれなかったのか?」と責め立ててくる場合もあり、遺族はその応対でノイローゼ気味になることもあるようです。
遺族も悲しみに沈みこんでいるところへ、次々と弔問客に攻められてはたまったものではありません。

自分の気持ちを優先しすぎるだけでなく、故人と故人を慕う人のお別れの場を設けることも考えましょう。

香典返しのことも考えておく

突然の弔問客に対しては、お香典を受け取って、あらかじめ用意しておいた香典返しをお礼状を添えてお渡ししましょう。
香典返しには、いつでも好きなものが購入できるギフトカタログがおすすめです。

香典を受け取らないと決めておいても、必ずしも決めた通りにいくとは限りません。
香典返しのことも考えておきましょう。

菩提寺とのトラブル

直葬の火葬後のトラブルはすでに実例がたくさんあります。
菩提寺との関係をよりよく保つためには、よく話し合うことが大切です。

無宗教の家なら無宗教葬の直葬で迷うことなくできますが、菩提寺がある檀家が相談なく、直葬で済ませてお寺に行くと、次のようなトラブルが有るケースがあります。

  • 納骨をさせてもらえない
  • 戒名をもらえない
  • お葬式のやり直しを言い渡される

通常、菩提寺がある人は、火葬後は菩提寺へ納骨することになります。
菩提寺との関係を崩すことのないように、直葬を行うことを事前に相談しておくことは重要です。
檀家の直葬を認めない寺院もありますので、郷里などに菩提寺がある場合にはあまりおすすめはできません。
菩提寺がある場合の直葬は、トラブルを避けるために、直葬の主旨、今後の埋葬などの希望をお寺へ伝えて、相談しながら進めたほうがよいでしょう。

菩提寺とのトラブルの背景

直葬による菩提寺とのトラブルは絶えません。

お寺の考えにもよりますが、宗教的な儀式として直葬に反対するということもありますが、直葬だと戒名料やお布施も受け取れないという金銭的なお寺の不都合もあります。また、菩提寺に、亡くなった知らせもせずに後日家族からお寺へ埋葬の話を持ちかけたり、戒名は要らないが埋葬だけしたいなど、お寺の立場からは理解できないことが要因です。

一方で、戒名や読経に対する御布施が高額であるといった風潮が背景に寺離れも進んでおり、互いに理解し合えない状況もあります。

しかし、すべてのお寺が高額の御布施を求めているわけではなく、ご先祖を敬う気持ちのある方や、葬儀に直面した遺族の心の拠りどころとなるべく努力しているお寺はたくさんあります。
少なくともお寺に属するお墓であれば、直葬の主旨や御布施について経済的なことなどは、お寺へ相談しながら進めていくことが重要でしょう。

直葬は故人の遺志であることがほとんどなので、菩提寺とよく話し合って、戒名だけを菩提寺で付けてもらい、四十九日法要は行ってもらうという方法もあります。

トラブルを避けるために

故人が生前に直葬を希望していたなら、心置きなく営むことができるでしょう。
本人の希望が生前にあったことなら、なんのわだかまりもないですが、希望を聞いていない場合には、これでよかったと遺族が迷ってしまうこともあるようです。

また、知人から責め立てられたとしても、「故人が望んだことですので」と伝えることができるでしょう。

増えている直葬

これまで直葬は特別な事情がない限りはほとんど見られませんでした。
しかし、ここ数年、徐々にですが、着実にその数は増えています。

2013年にNHKが行った調査によると、地域別では関東地方が特に多く、葬儀全体の5件に1件の割合で直葬が占めています。
東京都内では約3割は直葬と言われています。
また、最近では地方でも焼く1割を占めるようになり、今後も全国に広がると考えられます。

直葬が増えている背景

日本では、10年程前からさまざまな理由により、葬式を省くケースが増えています。
特に都心部では増加の傾向が見られます。

直葬が増えているのは、火葬のみで済ませたいという故人の遺志や、身内がいない、誰にも迷惑をかけたくない、お金をかけたくない、などさまざまです。
生活が厳しい状態で、葬儀費用にまでお金が回らないというのもあるでしょう。

葬儀費用は、遺体搬送と火葬だけなら18万円前後と安価で、時間が軽減できることから、2000年以降、都市部を中心に広がっています。

地方から都市部に出て行くことで、寺院や親戚付き合いが疎遠になったり、経済的な問題や宗教観の変化などが要因ですが、今後も増加することでしょう。

また、直葬が増えている背景として、死んでからお金をかけるよりも、生前の医療や介護に少しでも費用を回したほうがいいという考え方が多くなってきているということもあります。
病院の医療費を支払うのがやっとで、葬儀はできないというケースもあるでしょう。
高齢化社会が進む中で自然な成り行きかもしれません。

直葬のあとに、散骨して欲しいという故人の希望や、本葬は故郷でして欲しいという希望も多いようです。

ただ、いずれにしても、心を込めて故人を見送ることに変わりはありません。

直葬の会葬者

直葬が行われるほとんどの場合、会葬者は少なく、平均しても10人程度となります。
所要時間は2時間弱で、通常の葬式と比較すれば、かなりコンパクトです。

火葬の副葬品

棺桶に入れる副葬品には危険なものや燃えにくく時間がかかるものはNGです。

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