はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

一般的なお墓から最近増えている永代供養墓や納骨堂までお墓について詳しく解説します。また、葬儀・葬式や仏壇、終活の基礎知識についても詳しく解説します。

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3分でわかる!喪主とは?通夜、葬儀・告別式の喪主の挨拶では何を話す?

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喪主とは?

喪主は、葬式全般の主催者のことで、故人に代わって参列者に対応します。
故人ともっとも縁がある人が務めます。

喪主の挨拶

喪主の挨拶では、故人との関係、会葬のお礼、故人が生前お世話になったことへの感謝、遺族へのこれからの支援など、ポイントを押さえて、簡潔に話すとよいでしょう。

弔問客への挨拶

友人関係

お悔やみに対するお礼の挨拶は、基本的に手短にして、紋切り型にします。
ただし、友人関係などの場合は、型を守りつつ、人柄を語るうえで、多少くだけたエピソードなどを盛り込んでもよいでしょう。

お忙しいところお悔やみいただきまして、まことにありがとうございます。
さっそくご弔問くださいまして、故人もさぞよろこんでいることと思います。
また、生前にはお見舞いをいただきましたこと、あわせてお礼申し上げます。

病が回復したら、皆様とお会いすることを楽しみにしておりました故人でしたが、容態が急変し、それもかないませんでした。
残念でなりません。

別室にささやかな酒肴を用意いたしましたので、ごゆっくりお召し上がりください。

本日はありがとうございました。

仕事関係

故人が会社などへ勤めていた場合、通夜での挨拶は仕事関係の人へのもの、と考えてよいでしょう。
仕事上のエピソードに触れる場合は、差しさわりがないよう、あまり具体的なことは述べません。

お忙しいところ、お悔やみをいただきまして、まことに恐れ入ります。
生前にはお見舞いをくださいましたことを、感謝申し上げます。

根っからの仕事人間でしたので、退院して仕事ができる日を、本当に心待ちにしておりました。

最後まで仕事のことを考えておりましたので、それがかなわなかったのが心残りだったようです。

まことに簡単ではございますが、これでお礼のご挨拶とさせていただきます。
別室にささやかな酒肴を用意しましたので、時間の許す限りご歓談ください。

本日はありがとうございました。

親族

親族への挨拶では、互いに状況を把握している場合が多いので、あまり形式にとらわれる必要はありません。
たとえば、次のように挨拶を省略し、いきなり報告から入っても構いません。

九十六歳という年齢まで大きな病も患うことなく、意識もはっきりしておりました。
まさに天寿をまっとうした人生であったことは、子として、なによりの慰めでございます。

もちろん覚悟はしておりましたが、眠るがごとく、安らかな最期だったのも、残された者への気遣いだったのかと、感じ入っております。

故人の心情だった「人に優しく」という言葉を胸に、私もこれからの人生を歩みたいと思います。

親族の皆様、これからもお力添えをお願いいたします。

通夜の喪主の挨拶

喪主による通夜での挨拶は、儀式をひと通り終えた時か、通夜振る舞いの前に行うのが一般的です。
挨拶の内容は簡潔にし、あまり湿っぽくならないようにしましょう。
故人の死から間もない遺族にとってはつらい時かもしれませんが、悲しみ嘆くばかりでは弔問客に対して失礼になってしまいます。
普段慣れないような言葉を使う必要はありませんので、ゆっくりと落ち着いて話しましょう。
また、お礼の言葉は必ず添えます。
遠方からわざわざ出向いてくれた人もいるでしょうから、それに対するお礼の気持ちもきちんと伝えましょう。
故人が生前に受けたご好意などにも十分応えるよう心がけましょう。

基本的には喪主が挨拶をしますが、高齢や病気などの事情で喪主以外の遺族の代表が挨拶するケースもあります。
話すべき内容は喪主と変わりませんが、あくまで喪主の代理と心得て、あまり主観を交えた内容にしないように注意しましょう。

通夜の式終了後の挨拶の例文

葬儀・告別式の日程、場所の案内→結びのお礼の順に話します。
葬儀の規模や地域の慣習によって、あいさつでは通夜振る舞いについては触れない場合もあります。

例文1

本日はお忙しいところ母のためにお越しいただき、誠にありがとうございました。

母は、持病の肝臓病の悪化のために、1ヵ月ほど前から入院しておりましたが、昨日午前○時○分、息を引き取りました。
享年●●歳でございました。

まだ長生きして欲しかったという思いはありますが、最近まで趣味の俳句と旅行を楽しみ、幸せな生涯だったと存じております。
皆様の生前のご厚誼に、深く感謝申し上げます。

母の在りし日のことなどお聞かせ願えればと、別室にささやかなお食事などを用意しております。
お時間が許せば、ぜひお召し上がりいただきたく存じます。

なお、葬儀・告別式は、明日午前△△時より、この斎場でとり行いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

本日は、誠にありがとうございました。

例文2

本日は、お暑いなか、父○○のためにお越しいただき、まことにありがとうございました。
脳卒中で倒れ、意識が回復しないまま、○月○日○時○分に永眠しました。

長く患うこともなく、80歳まで元気に過ごしていたことを思えば、父は幸せだったと思います。

皆さま方には、生前父がたいへんお世話になりました。
心より御礼申し上げます。

別室にささやかながら供養の席を用意いたしました。
父の思い出話などをお聞かせいただければ幸いです。

本日はまことにありがとうございました。

なお、葬儀・告別式は明日の午前10時からでございますので、よろしくお願い申し上げます。

例文3

本日はさっそくのご弔問、ありがとうございました。

半年ほど前から入院し、一時はよくなったのですが、その後好転することなく、今日に至ってしまいました。

最期は静かに眠るように息をひきとりましたのが、せめてもの救いでございました。

生前に賜りましたたくさんのご厚意に、母も感謝しながら逝ったものと思います。

別室にてささやかな酒肴を用意いたしましたので、皆様、ごゆっくりと故人を偲んでいただければ幸いでございます。

なお、告別式は明日午前十時より○○寺で執り行います。
ご都合がおつきになりましたら、最後のお見送りをしていただきたいと存じます。

通夜ぶるまい開始の挨拶の例文

乾杯、お開き、は主に祝宴で使う表現なので喪主あいさつでは避けましょう。

皆様、お忙しいところ母のためにお時間をいただき、誠にありがとうございます。
母もさぞ喜んでいることと存じます。

にぎやかなことの好きだった母ですので、あまりしめっぽくせずにお過ごしいただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

通夜ぶるまい終了の挨拶の例文

皆様、本日は本当にありがとうございました。

ごゆっくりお過ごしいただきたいところですが、ご遠方の方もいらっしゃいますので、この辺で終了させていただきます。

なお、葬儀・告別式は、明日午前10時より、この斎場で執り行いますので、ご都合がつきましたらご会葬いただけたらと存じます。

夜も更けてまいりました。
どうぞお足元にお気をつけてお帰りください。

本日は、誠にありがとうございました。

葬儀・告別式の喪主の挨拶

告別式後、出棺の際の喪主の挨拶は、位牌を持った喪主とともに、遺影を持った遺族が並んで行います。
この時の挨拶はあまり長くならないようにできるだけ簡潔に述べましょう。

まずは、葬儀・告別式に参列いただいたことへのお礼を述べます。
その後、故人の最後の様子を軽く述べます。
この時、死因については触れなくても構いません。
また、入院中の病床での様子などは参列者の同情をかうような印象を与えかねないので、最低限にするよう心がけましょう。
あまり湿っぽい内容では、かえって参列者の心理的な負担となってしまうので配慮します。

最後に、遺族への今後の厚誼や支援などをお願いして、挨拶の結びとします。

葬儀・告別式終了時(出棺時)の挨拶の例文

会葬のお礼→死去の報告(最後の様子)→生前の厚誼へのお礼→今後の指導のお願い→結びのお礼の順に話します。

例1.

本日はお忙しいところ、父○○の葬儀・告別式にご会葬いただき、まことにありがとうございました。

父は、ここ数年、腎臓を患い、入退院の月日を過ごしておりましたが、一週間ほど前に容体が急変し、一昨日午後◇時◇分に息を引き取りました。
享年△歳でした。

在職中は仕事一筋でしたが、退職後は登山という趣味を得て、母といっしょにあちこちの山をめぐっておりました。
たくさんの仲間にも恵まれ、充実した人生だったと思います。
これもひとえに、皆様のおかげと、深く感謝いたしております。

遺された私どもに対しましても、変わらぬご指導、ご厚誼を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

本日は、最後までお見送りいただき、誠にありがとうございました。

例2.

本日はお忙しいなか、父○○の葬儀・告別式にお運びいただきまして、まことにありがとうございました。

享年●●。
父は病気もなく元気に過ごしておりましたが、一昨日の朝、なかなか起きてこないので母が様子をうかがいに参りましたところ、布団のなかですでに冷たくなっておりました。

人に迷惑をかけるのを嫌がっておりましたので、こうして静かにこの世を去ることができて本望だったと思います。

今後とも、私ども遺族に対しましても変わらぬご支援、ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

本日はありがとうございました。

精進落とし開会の挨拶の例文

精進落としのあいさつは、お世話になった列席者への言葉を主体に話します。

例1.

昨日、そして本日と、皆様にはひとかたならぬお世話になり、誠にありがとうございました。
おかげさまで、滞りなく葬儀をすませることができました。
故人もさぞ感謝していることと存じます。

ささやかではございますが、精進落としの席を用意いたしましたので、どうぞごゆっくりとお召し上がりください。
本日は、本当にありがとうございました。

例2.

本日は亡き○○の葬儀・告別式にお集まりくださいまして、まことにありがとうございました。
おかげさまで、滞りなく葬儀・告別式を済ませることができました。
これもひとえに皆様のお力添えの賜物です。
故人もさぞ感謝していることと存じます。
あらためてお礼申し上げます。

ささやかではございますが、精進落としの用意をいたしましたので、どうぞ、ごゆっくりお召し上がりください。

本日はまことにありがとうございました。

精進落とし終了の挨拶の例文

本日は誠にありがとうございました。

席上、私ども家族も知らなかった父の話などを伺うことができまして、感無量です。
まだ思い出話をお聞かせ願いたいところですが、あまり長くお引き止めしてもご迷惑かと存じまして、このあたりで終了とさせていただきます。

なお、四十九日の法要は○月○日の日曜日を予定しております。

どうか今後ともよろしくお願いいたします。
本日は、誠にありがとうございました。

喪主の役割

喪主とは、お葬式全般の主催者のことで、故人ともっとも縁がある人が務めます。
喪主は通夜・葬儀、法要の主催者という立場になり

  • 葬式の日時の決定
  • 弔問客や僧侶への応対
  • あいさつ
  • お礼
  • 事務処理

など、仕事は多岐に渡ります。
また、年忌法要の段取りも喪主が行います。

まだ葬儀が決まっていない場合は、インターネットで手配できるサービスも出てきています。
例えば、シンプルなお葬式小さなお葬式などです。
これらのサービスなら定額で葬儀を実施することができます。

自宅葬や大規模に行う場合などは、進行や雑用を仕切る世話役も決めておくと頼りになります。

boseki.hatenablog.com

 

喪主と施主の違い

葬儀の主催者として遺族を代表する人が喪主です。
葬儀を執り行う際の実務的な代表です。

一方、葬儀の金銭的な負担や運営などを行う人を施主と言います。
葬儀を執り行う際の金銭的な面での代表です。

喪主と施主は兼務するのが一般的です。

しかし、葬儀にかかる費用が大きかったり、喪主が高齢や未成年だったりする場合には、施主を別に立てるケースもあります。

喪主の決まり方

喪主は、ほとんどの場合、故人と一番縁の深い人間が喪主を務めます。

  • 親が亡くなった場合 … その家を継ぐ人
  • 夫や妻が亡くなった場合 … 配偶者
  • 配偶者がすでに亡くなっている場合 … 子ども(長男、長女)
  • 配偶者も子どももいない場合 … 親や兄弟姉妹

喪主が未成年の場合は、成人の近親者が後見人として喪主を補助します。
また、喪主が女性の場合は、その夫が務めることもあります。
故人に近親者がいない場合は親しい友人などが喪主を務めることもあります。