はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

一般的なお墓から最近増えている永代供養墓や納骨堂までお墓について詳しく解説します。また、葬儀・葬式や仏壇、終活の基礎知識についても詳しく解説します。

移転しました。

葬儀後にやること:葬儀後の事務処理、会計処理、あいさつ

f:id:barkaz6212:20170120100821j:plain

葬儀後の事務の引き継ぎ

葬儀がすんだら、世話役などにまかせていたこと、特に金銭の授受や立て替えなどの引き継ぎは、早めに済ませることをおすすめします。
疲れているとは思いますが、精進落としの直後に行うようにしましょう。

葬儀後の事務の引き継ぎ

  1. 香典
  2. 香典帳、供物(供花)の記録帳
  3. 会葬者芳名帳、名刺
  4. 弔辞、弔電
  5. 出納帳
  6. 領収書、立て替え分請求書
  7. 現金

葬儀後の会計処理

葬儀の主な費用は次の4つです。

  • 葬祭業者への支払い
  • 宗教者へのお礼(お布施)
  • 飲食代(通夜ぶるまいや精進落とし)
  • その他(心付け、タクシー代など)

葬儀の数日後、葬儀社から葬儀費用の請求が届きます。
請求額は、参列者の人数などにより、見積もりとは異なる場合もあるのでチェックが必要です。
請求書と見積書の金額を照合して、請求額のほうが多くなっている場合は、会葬者が増えるなど、見積もり後に変更が生じた分のことが多いようです。
明細書がないなど、不明点があれば問い合わせましょう。
遅くとも1週間以内には支払いましょう。

そのほか、通夜振る舞いや精進落としの支払いも必要です。
あとから費用の全てを精算する際に、いくらかかったのかがわかるように領収書や収支記録はとっておきましょう。
葬儀に関係した費用は相続税の控除対象になるので、大切に保管しておく必要があります。

また、故人が病院で亡くなった場合は、病院への支払いも忘れずに行います。
お世話になった医師などへの挨拶も兼ねて、葬儀の翌日か翌々日には出向きましょう。

葬儀関係の出納帳の記入例

日付内容入金額出金額残高
4月1日 手持ち現金 200,000   200,000
2日 長男○○拠出 250,000   450,000
3日 次男○○拠出 200,000   650,000
4日 僧侶へのお車代   30,000 620,000
5日 香典 776,000   1,396,000
  僧侶へのお車代   50,000 1,346,000
  お手伝いへの心づけ   10,000 1,336,000
  精進落とし飲食費   134,000 1,202,000
6日 僧侶への御布施   350,000 852,000
  挨拶回りの交通費   2,160 849,840
7日 葬儀社への精算   450,000 399,840
8日 生命保険金 3,000,000   3,399,840
合計   4,426,000 1,026,160 3,399,840

その他に注意したいこと

葬儀式場で葬儀を行った場合は、忘れ物をしないように確認します。
遺骨や遺影、位牌など、まさかと思うものを置き忘れるケースもあるためです。

また、葬儀社から受け取るもののうち、持ち帰れるものは、その場で受け取っておきます。

葬儀社から受け取るもの

  1. 会葬礼状や返礼品などの残り
    後日弔問に来た人に渡します。
  2. 死亡診断書のコピー
    生命保険金請求などの際に必要です。
  3. 供物、供花
  4. 葬儀社に預けた印鑑 など

寺院へのあいさつ

葬儀でお世話になった宗教者への謝礼とあいさつまわりは、翌日か、遅くとも翌々日までに行うのが基本です。
喪主だけでなく、遺族代表と2人で出向くと、より丁寧です。

精進落とし後にお礼(お布施)を渡すこともありますが、そのような場合でも、今後の法要の打ち合わせも兼ねて、あいさつには行ったほうがよいでしょう。
寺院に向かう前には、先方の都合を確認するのは忘れないようにします。

謝礼は表書きを「御布施」として白封筒に入れて、袱紗に包んで持参します。

お世話になった人へのあいさつ

喪主は、葬儀の翌日か遅くとも初七日までに、故人が生前お世話になったところへあいさつに出向きます。
行く場所は、隣近所(町内会)、故人の勤務先などで、介護施設や病院に入っていた場合はそこにも足を運びます。

勤務先にあいさつをするときは、事前に電話連絡をするのが礼儀で、菓子折りなどを持参することもあります。
直属の上司や同僚、部下などには丁寧にお礼を述べて、あいさつがすんだら、ロッカーなどにある故人の私物を持ち帰ります。
遺族厚生年金の請求や給与精算などの各種手続きも、あわせて行うとよいでしょう。

直接あいさつに行けない場合は、礼状を添えて菓子折りなどを送ることもあります。

故人の勤務先へのお礼状の例

先日は、亡き夫○○○○の葬儀にご会葬いただきまして、ありがとうございました。

突然の事で、皆さま方には大変ご迷惑をおかけしましたが、お力添えにより、滞りなく葬儀を終えることができました。
家族一同深く感謝申し上げます。

皆さまの励ましのお言葉が、今の私どもの支えです。

今後ともお世話になることがあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。