はかナビ~葬儀とお墓と仏壇の読み物~

一般的なお墓から最近増えている永代供養墓や納骨堂までお墓について詳しく解説します。また、葬儀・葬式や仏壇、終活の基礎知識についても詳しく解説します。

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お墓の付属品一覧

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敷地や予算に余裕があれば、お墓をより充実させるために付属品を足していきましょう。

何が必要かそれぞれの事情によっても違います。

全体のバランスも考えてそろえていくことが大切です。

また、お墓の構成や付属品は地域によっての違いが大きいので、その地域、宗派に合わせて必要なものを選びましょう。

外柵(がいさく)

お墓の敷地は、隣地との境界をはっきりさせるために、外柵を設けます。

普通の家で例えるなら、塀の部分で、設置が義務付けられている墓地もあります。

境界をはっきりさせるためのものなのでとても重要で、外柵はカロートとともに最初に用意するように、多くの墓地が指定しています。

ただし、芝生墓地や壁型墓地などでは、外柵の必要がない場合も見られます。

外柵には、支柱だけの簡単なものから、門柱がついた立派なものまであります。

また、外柵にも和型と洋型がありますが、それぞれの形は素人が見る分にはそれほど差はありません。

石材店のオススメの中から気に入ったものを選ぶとよいでしょう。

敷地や墓石とのバランスを考えて造ることが大切です。

特に、袖石の形と外柵に使う石材の材質には、気を配りたいものです。

こちらも墓石の色と材質とのバランスがあるので、石材店のアドバイスを参考にしながら決めましょう。

拝石

墓石前の拝む場所に設ける石です。

カロートの蓋を兼ねている場合もあります。

敷石

墓地の入り口から墓石までの通路に設けた石です。

袖石

間口の両脇に据える石で、門柱を設置しない場合には門柱の代わりになります。

袖石の形については、あくまで決まりはなく、本人の好みの問題です。

羽目石

お墓の敷地を囲む石です。

両側のものは横羽目石、後ろのものは後羽目石と呼ばれます。

根石

羽目石の土台になる石です。

(卒)塔婆立て

塔婆を立てる場所です。

浄土真宗を除く仏教では、法要当日に施主や参列者が供養のために卒塔婆を立てるしきたりがあり、浄土真宗を除くすべての宗派で必要です。

納骨や忌法要では、塔婆を立てるので、塔婆立がないと困るので、お墓には、塔婆を立てる塔婆立を設置します。

ただし、浄土真宗では塔婆を立てないので不要です。

また、西洋風の霊園や芝生墓地、壁型墓地の多くでは、塔婆立は立っていません。

これらの霊園や墓地の全てで塔婆立が不要というわけではありませんので、霊園・墓地の購入前に確かめましょう。

塔婆立は、基本的には墓石の背面に設置し、外柵に組み込まれたタイプもあります。

石製やステンレス製で、1本立て、複数立てなど、材質、サイズとも種類があります。

花立て

お墓にお参りしたときに、供花を立てるために、花立はかかせません。

通常、水鉢の両脇に一対設けます。

水鉢を中央に置いて、その左右に花立を取り付けます。

直接石に穴をあけたものと、花を立てる部分がステンレス製で取り外せるタイプのもの、塩化ビニール製で見た目のよいもの、などがあります。

石に穴をあけたタイプで気をつけたいのは、冬の凍結によるヒビ割れです。

中に入った水が凍ると石が割れることも考えられます。

また、水かえや掃除のしやすさを考えても取り外せるタイプがオススメです。

水鉢

水鉢は、お墓の正面、一対の花立の間に設置します。

花立と一体型のものもあります。

お墓に祀られた人たちののどの渇きを潤すために、お参りのときには、浅くくり抜かれた上部のへこみにきれいな水を満たします。

正面に家紋を刻むこともあります。

また、特殊な飾りのついたものもあります。

香炉、香立

墓石の一番手前に設置する線香を供えるためのものです。

香炉は、線香を横に寝かせてお供えするタイプです。

そして香立は一対の線香を立ててお供えするタイプです。

上部に供物が乗せられる経机型や、雨から線香を守るための笠や屋根のついたもの、供物台を兼ねた形のもの、くり抜いた形のもの、オリンピック型と呼ばれる三つの輪で穴が空いたものなど、さまざまなデザインのものがあります。

香炉皿

線香を燃えやすくし、香炉を汚さないように、香炉皿を香炉の中に置くこともあります。

一般的には、ステンレス製でネットがついています。

幅や奥行きなど、サイズを香炉と合わせて用意します。

墓誌

宗教や地域により、法名碑、法名板、霊標、戒名板などとも呼ばれます。

家族を合祀する家墓では、そのお墓に埋葬されている人の戒名(法名・法号)、没年月日、俗名、享年などを向かって右から刻んでいきます。

墓誌があれば、お墓参りのときに個人の名前や一族の名前、その他の記録もわかります。

そのため、〇〇家之墓とする合祀墓には便利です。

個人墓の場合にも、個人の業績や記録、故人に捧げる言葉などを刻むために建てられることがあります。

最近は黒系の墓誌が多く、黒御影が主流です。

形状は各々に大差はありませんが、上部を直線にするか、曲線的にするかなどで選択の余地があります。

墓誌上部の形

墓誌上部はいろいろな形に加工されたものがあります。

  • 基本型
  • 香箱
  • アール
  • 木瓜
  • くり面
  • 櫛型

灯籠

お墓で献灯することはとても良い供養とされています。

実際に火を灯すことはありませんが、灯籠を建てれば灯がついているのと同じ功徳があるとされ、お墓の入り口や墓石の横に、左右一対で、あるいは1基だけ設置されます。

お墓には、墓前灯籠を置くのが正式ですが、雪見灯篭などの庭灯籠を置くこともあります。

種類としては、雪見灯篭、春日灯籠、磨き灯籠などがあります。

ただし、区画が狭いところに無理に置くのは良くありませんし、都市や地方によっては、新たな墓石については、設置する人は少なくなってきています。

つくばい

お墓にお参りするときに手を清めるために水を入れておく鉢で、手水鉢とも呼びます。

つくばいの名は、低く設置されている手水鉢では手を清めるために人がつくばう(うずくまる)ことから、名づけられました。

柄杓が添えられることもありますが、現在では多くは、形式的なものとして設置されているようです。

名刺受け・名刺入れ

お墓にお参りした人の名刺を受けるためのものです。

単独で設置されるものや、門柱などに組み込まれているものなどがあります。

最近は、設置する人が減っていると言われています。

なぜなら、よほど生前にお付き合いの多かった人や、社会的地位の高かった人以外では、名刺受けは必要ないという考えの人が多くなっているためです。

物置台

墓参りの際に手荷物などを置くための台です。

地方によっては、今日では置かなくなっているところも多くあります。

物置台は、よく磨かれた御影石のものが一般的です。

実際に使う場合は、きれいにしておく必要があり、大変かもしれません。

化粧砂利

化粧砂利は、玉砂利とも呼ばれ、雑草を防ぐためにお墓の敷地内に敷かれます。

一般には、黒か白のものが多いですが、青、赤などの色があり、粒の大きさにも種類があります。

墓石の色とバランスで考えると良いでしょう。

白石はやはり汚れが目立ちやすいため、年に一度は、タワシなどで洗うと良いでしょう。

敷砂利は、最近はかなり高価になっていますので、敷地は土のままにしておいてももちろん構いません。

芝生を敷いたり、敷石を敷いたりすることもあります。

植木

墓地に植える木は、背が低い常緑樹が基本です。

値を広く張る木は墓石や外柵を傷めるので、ふさわしくありません。

また、丈高く伸びたり、落葉するものはまわりの邪魔になります。

ツツジ、ツゲ、イブキ、キャラ、カイズカなどがよく植えられます。

手入れをよくし、枝が伸び過ぎたりしないように注意しましょう。

墓地・霊園によっては、使用規則で、木の高さが決められていたり、木を植えることを禁止しているところもあります。

芝生墓地を選ぶ場合は、どんな草花は良いのか、それともいっさいダメなのか、初めに確認しておきましょう。

従来型の墓地・霊園なら、緑は美しいものなので、是非目に優しい子木を植えることをお勧めします。

お地蔵様

お地蔵様は、古くは子どもを祀るお墓として建てられていました。

最近では、家墓に埋葬された子どもの供養のために、お墓の敷地内に建てられることが多いようです。

お地蔵様は立てないとする宗派や、子どもの供養のためには観音様を建てる宗派もあります。

ロウソク立

地域によっては、ロウソクの火が消えないように、筒状になったロウソク立を香炉の両側などに設置します。

供物台

供物を供えるための台を置く地域もあります。